美咲の教室

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NSC東京26期生大ライブ予選を観て個人的に応援したいと思った人たち

NSC大ライブ東京大会 優勝は東京26期生「ボニータ」(サンケイスポーツ) - Yahoo!ニュース

NSC26期生が贈るお笑いライブが2/24日に開催された。総勢100組超過の組が2分ずつ漫才を予選で行う。そのなかから投票で上位8組を決め、もう一度2分の漫才を8組で行う。さらに上位3組が決勝で3分の漫才を披露し、優勝を決めるといったものである。私はこの100を超える組数で、2分間の予選を行うとしたら、2分×120組(だいたいこのくらい)=4時間かかることを悟り、見逃し配信で観ることにした。そして本日3月8日(本ブログを書いている日)、予選をすべて見終えた。その中でも面白いと感じ、さらにこれから応援し、期待もしている組を紹介したい。その人たちのtwitterも知りたいが、twitterアカウントの有無が確認できない人もいる。できれば知りたいものである。

 

(概ねネタを披露した順に)

  • セオドア山口

彼のアドリブの強さに応援したくなった。セオドアというコンビを組んでいた。しかし大ライブ当日に相方が来れなくなり、ひとりでやけくそになり「自由だ」と叫び、暴れるというネタを披露。実は1か月ほど前から相方が来ないことが決まっていたのではないかというくらい完成された暴れっぷりであった(調べてみると相方と写っている写真もあったため相方がいるのはおそらく本当)。一番笑いを取っていて司会者からも激推しされていたが、なぜか予選には勝ち上がらなかった。予選を勝ち上がった場合のネタは考えられなかったため辞退したのであろうか。なんにせよ、その窮地に立たされた彼のネタも観てみたかったため残念である。

 

  • まる

個人的に一番好きなネタ。円周率3.14の続き、3.141592の1592を覚えるためにそれぞれの数字にまつわる回数を言っていくというネタ。これが面白く、かつなんか納得できる解説であった。例えば1592の1は「ぬれせんべいって変な名前と思った回数」、濡らしているのは人間じゃん、と軽く突っ込みをいれ、私はなるほどなと思った。次は5回思うようなこと、と続けて解説していた。全部なんとなく納得できるもので、これを思い付くとは、この人頭が良いなとも思った。

 

  • 風間彩希

おばさんと言わざるを得ないくらいの年齢であろう女性。体の前に子供の人形を付け一緒に踊るというなかなかカオスなネタを披露する。だいぶ失礼なもの言いではあるが、おばさんがカオスなことをやっている姿がおもしろかった。

 

  • ハッピー和田

不動産業界で働いていた。そのときの経験を活かし自作の歌に合わせ「こんな物件は嫌だ」を言っていく。だがこの大喜利は2個しかやらなった。初めの前職の紹介の導入部分が長かったのだ。その導入部分も面白かったのだが全体の流れとしてはきれいでなかったと思える。さらに大喜利の内容も「入口の目の前にトイレ・高層階なのにエレベーターなし」という誰でも考え付きそうなもので、実際には経験が活かせているとは言えない。しかし2回歌った大喜利はロック調で歌われていてなかなか笑いを誘われた。話し方も堂々と、かつ誠意が感じられ、その部分は社会人としての経験は生かされていたと考える。今後に期待できる人材だなと感じた。

 

  • コウ・ハシモト

元警察官。警察官は拳銃やら警察手帳やらを制服にヒモで付けている。そのくせであらゆるものを服にヒモでくくり付けてしまう。さらに今は収入ゼロで奥さんに養ってもらっていて自らもヒモである、というあまりにもきれいな流れに感動した。この方は年もそれなりに取っているように思え(自分でもおじさんを自称していた)、その覚悟も応援したい。

 

  • 梅谷斎

ネタのなかでは「まさと」と名乗っていた。「斎」をまさとと読むのかと思ったがtwitterアカウントでは「うめだにさい」であった。この人は表現力が高い。BGMでストーリーが音声で流れ、それに合わせ「まさと」がほぼ無言で演じ切る、というものである(バレエのイメージに近い)。なかなか難易度が高いネタであると思うがそのネタの内容がちゃんと容易に理解でき、表現力の高さが伺えた。

 

以上である。これを見ると全てピンの漫才であることに気付く。ボケと突っ込みという定番の漫才をやりにくいハンデが、さらに応援したくなったのかもしれない。特にまるさんのネタは個人的に好きであり、彼女のtwitterアカウントが見つからなくて残念だ。

 

またどこかでこの方たちの漫才が観れることを期待しています。ライブではお疲れ様でした。