美咲の教室

あなたの勉強を手伝うブログ

相棒21、7話『砂の記憶』を観て

11月31日相棒21の7話が放映された。犯人を追い詰めた証拠が少し無理くりなんじゃないかと思った次第。内容は

  1. 20年前に女性に暴行をし、戦利品としてその女性の所持品を持って帰る通り魔事件が発生
  2. 最後の被害者の女性は暴行された結果死亡、戦利品としてそのとき持っていた砂時計を持っていかれた
  3. 今になってその事件がまた起きると特命係に匿名の手紙が来て、右京達が調べることに
  4. 犯人が持っていた砂時計が証拠となって事件解決

と、こんな概要である。砂時計が被害者が持っていたものと同じであることは犯人は否定していて、「これは量産品だからたまたま同じ」と主張した。が、砂時計に付着していた砂が現場に20年前に現場にあった砂と同じものであったのが証拠となった。しかし犯人は「被害者の指紋でも付着していたか?」と言っていて、指紋はよく拭いていたことが伺える。つまり砂など残るはずもない。それでも微細に残るものなのか、そこらへんの説明もなかったので疑問が残る回だった。

 

僕としては最後に薫が「よく砂なんて残っていましたね」と言い「いいえ、付いていませんよ。カマをかけてみました」と右京が返すパターンを期待していたがそうでもない。

 

ただ砂時計を最初は「残った砂は余命を表す」という死の象徴と右京が言い表していたが、最後で「ひっくり返せばまた新しい時を再スタートできる」という希望の象徴としても言い表していたところはほっこりしたところである。