美咲の教室

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政治家の会食~ニュースに煽られ過ぎるな~

最近ニュースでは会食自粛を国民に求める立場にあるはずの政治家や市長が会食をしていることで、問題になっていることをよく聞く。例えばこんなニュース。

ついに議員辞職に離党も…政治家の夜会食なぜ止められないのか?

仕事の建前として言わなければならないことと、実際の喰い違いは政治家に限らずよくありそうなことだが、こういったニュースは人々に何を伝えたいのであろうか?

 

私の想像力の欠如によるものかもしれないが

「会食自粛を呼び掛けてる人間が会食してるからみんなもしちゃえよ」

としか読み取れない。そもそもこれはニュースで取り上げられなければ知る由もなかったこと。知ってもプラスにならないことを公表してもそこに価値はない。結局はこのニュースにメッセージ性などなく、「会食をするな」と言われたストレスのはけ口を一部の国民が探していて、それをニュースが閲覧数を稼ぐために煽っているだけである。

 

会食などやってる人はまだまだいるわけであって(事実レストランに行けばほとんどは複数人でいまだに食事をしている)、政治家も人間なのだから、する人はするであろう。この質疑応答で密になっているマスコミ共の方が問題ではないだろうか。政治家が会食することを大問題としたいのなら、そもそも飲食店で、複数人対象の営業を禁止するなど、ルールの方を規制するべきである。

 

会食をしないことの意味は「みんなもリーダーもやっているからしない」ではない。会食をしないことに意味があるからしないのである。そんな当たり前過ぎることが煽られることによりわからなくなる。ニュースを見てるとそんな人が多すぎるのではと心配になるのだが、それは私自身もニュースに煽られて思考停止している証拠なのであろう。

 

みなさまも連日不安を煽るようにコロナ関連のニュースばかり聞きますが、思考が停止しないよう気を付けてください。そして会食をするなと言われムカつく気持ちはわかりますが、いつでもやれるでしょうから今は我慢してもよいのかもしれませんよ。

 

おまけ

これと少し似た話で「卒業旅行の自粛」というのがある。twitterではかなりの数の非難ツイートを見かけた。が、呼びかけや批判を恐れて行くのを辞めるくらいの旅行なら行かなくてよいと思う。この自粛の呼びかけは必然性のある旅行をふるいにかけていると考えるべきで、必然性を考える良いきっかけになるであろう。

 

内容が真面目になり過ぎた感があるのでここで一言。

高校生のとき古典の授業で「母音」という言葉の振り仮名がカタカナで振られていて「ボインwww」と授業中に笑っていました。以上です。