美咲の日記１
ここでは毎日の日課が欲しいということで何か思ったことを毎日書くことにする。暇？な大学生の日記だ。
今日からこの日記を始めようということだが、というのも今日は何もしていない。17時までは家でゲームしてゴロゴロして、18時半まで外でブラブラしていた。そしてそれからはずっとお金のない自分の惨めさに苛まれていた。そこで何か一日に成果を挙げたいと考えた結果がここに至る。
今日はこの日記を書こうとパソコンのケースを探していた。（膝の上にノートパソコンを置くとき、低温やけどへの懸念からいつもケースを挟むことにしている。このケースも優れモノでパソコンが置きやすく、すっぽりはまる構造になっている。そのための構造かは知らないが。）探しているときのことだ。部屋中を見渡したが見渡している途中で何を探しているかわからなくなった。とりあえず思い出すまで踊っているかと、浅いスクワットで一回上半身を上げるときに左右にずれ、リズムを取る踊りをしていた。頭の中にはスーパーでバイトをしていたときに店内に流れていた曲が鳴り響いていた。題名は知らない。途中で何をしているのか、なんで踊っているのかわからなくなり、この踊りを辞め、一瞬だけ冷静になった。この瞬間は何も考えていなかった。その瞬間にケースを探していたことを思い出し、再度周りを見回したらすぐ下にあった。
よく聞く話だがぼーっとしているとき、人の脳はよく活動するらしい。その事例かもしれない。何か困難な問題に立ち向かったとき、人はがむしゃらになりすぎ、ときには大切なことを忘れてしまうものだ。そんなときは一度思考をストップさせ、冷静に今の状況を分析することが大事ということだ。
