美咲の教室

あなたの勉強を手伝うブログ

美咲の日記2

 今日はインターンに行ってきた。社会勉強というやつだ。会社側の話だと採用には関係ないそう。それは初めの段階でなんとなくわかっていたがスーツ着用というのは気に入らない。

 

 インターンに対して、やはり「内定を先取りする」というイメージが強いような気がする。しかしインターンとは本来、社会勉強の場所であり、内定のために行くものではない。それなのに必要以上に礼儀正しく、かしこまる人たちの滑稽さよ。これも社会勉強なのかもしれないが必要性が感じられないため私は別段礼儀正しくすることはなかった。その結果浮いた。

 

 例えば、スタッフからの説明を受けるとき、挨拶はされると思う。「こんにちは。これからインターンを始めます」などの「こんにちは」がこれに該当する。この挨拶に対して、深々と座りながらお辞儀をして聴衆が挨拶する姿が滑稽だ。静まった中で自分が発表をしやすくするための入りの挨拶にいちいち受け答えする意味はあるのだろうか。実際、挨拶する聴衆も発表者側も「え、挨拶するの?」という心の内が見て取れる。

 

 また、発表の終わりに質疑応答の時間がある。このとき、質問する前に「本日はありがとうございました。」というのが常識らしい。私以外の人間はどこでそんなことを学んだのかは知らないがそのタイミングで言う必要性はあっただろか。これを言わなかったためか心なしか発表者は機嫌の悪そうな顔をしていた。その仕事が社会にマイナスの影響を与えている点をさりげなく指摘した質問をしたからかもしれないが。

 

 社会貢献をしているようで、その分野にマイナスの影響を与えている仕事は実は意外とある。例えば食品。おいしいものを提供していても、実は健康被害が気になるものを使っている場合は考えられる。あとは報道関係など。事実を表明する裏で、表明されたものの中には社会的地位が脅かされた者もいるであろう。教育なんかもこれに該当し、塾に行く必要のない子供をなんとか言いくるめて塾に残させ、無駄なお金をせしめることや、明らかに勉強に向かない子に勉強以外の道を提供せず金ヅルとして扱う行為だ。子供の将来を考えればありえないことである。

 

 真にその分野に役立つ仕事をするなど難しいのかもしれない。会社として利益を追求させるには悪い結果をもたらすとしても、金になる道を選ぶことになるからだ。しかしそれは会社の信用にかかわることなので長期的な利益にはならない気がする。